「ポンペオ氏を米朝交渉から外すべきだ」。米国国務省のポンペオ長官とビーガン北朝鮮担当特別代表は、北朝鮮から聞こえてくる悪口雑言に驚いているだろう。北朝鮮はさらに、ボルトン大統領府国家安全保障担当補佐官に対しても「間抜けに見える」と、対米批判のボルテージを上げる。

米国側は今年2月末のハノイでの米朝首脳会談以降、北朝鮮の無反応ぶりに焦っていた。「首脳会談以降、連絡をしても何の返事もない」。3月下旬、ビーガン氏は「3回目の首脳会談開催のために助言を請う」として訪中した際、中国共産党・政府関係者や研究者に対し、こう漏らした。

ただ「北朝鮮の非核化は、これまでどおり外交的手段で解決していく」とビーガン氏は明言したという。「米国は今後も軍事的な解決方法は採らず、対話で達成するという意味だ」(中国側の面談者)。