つい最近まで、世界は丸ごと「トランプ劇場」だった。が、にわかに大統領のトップスターの座を脅かす新星が現れた。その名を「社会主義」という。

そんなばかな。1989年、ベルリンの壁が崩壊した時点で社会主義は死語になったはずではなかったか。ところが、そのベルリンで今、住宅最大手企業から20万軒の住宅を“没収”し、“社会化”しようという運動が起こっている。住民投票が実施されれば、ベルリン市民の55%が賛成票を投じるだろう、と現地紙が伝えている。

トランプ大統領のおひざ元、米国でも社会主義はにぎにぎしくよみがえった。「民主社会主義者」を標榜し、前回の大統領選挙でヒラリーさんと最後まで民主党候補を争ったサンダース上院議員が早々に再出馬を表明。77歳の社会主義者の一番弟子は、昨年、史上最年少(29歳)で女性下院議員になったAOCことアレキサンドリア・オカシオ=コルテスさんだ。