(xiangtao / PIXTA)

実家の片づけにおける大きな難関は、親をやる気にさせることだ。「片づける=モノを捨てる」と考えてしまい、抵抗感を示す人も少なくない。

ではどうすれば円滑に進められるのか。『親の家の片づけ』の著書がある美しい暮らしの空間プロデューサーの安東英子氏は、「ちょっとした一言が大事」と言う。

「『床にモノを置いていると転んで危ないから手伝うよ』『何がどこにあるのかすぐにわかるように、一緒に片づけようね』と言えば、『そうね』と言って、重い腰を上げやすい」(安東氏)

一方で、親のプライドを傷つける言葉(下図表)は禁句だ。例えばモノを分類する際に、「これはどうする?」と聞くのは問題ない。だが、「何でこんなゴミみたいなモノを取っておくの?」と言うと、親が怒って「全部必要だから触るな」と意地になってしまい、片づけどころではなくなる可能性がある。子どもにとってはゴミに見えても、親にとっては思い入れのあるモノかもしれないからだ。