高雄市が鴻海の新工場建設地として提案する大発工業区の更地

3月に鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は台湾南部の最大都市・高雄で、同市の韓国瑜(かんこくゆ)市長とともに記者会見を行った。データセンター関連機器の製造工場を高雄市内に新設することを発表するためだ。

郭氏は「データ関連の工場は敏感な場所には設置できない」として、中国でなく台湾に建設する意義をアピールした。ところが鴻海社内でも、いつになったら投資が実行されるのかは不明だという。

鴻海には「前科」がある。2008年に投資を発表した高雄軟体科技園区(ソフトウェアパーク)では、投資の実現が遅れに遅れた。鴻海は最終的には研究開発施設を建設したものの、正式な運用開始は8年後の16年だった。