若者を主なターゲットとするスターバックスや全世代を取り込むコメダ珈琲店とは対照的に、高級路線を打ち出して中高年の女性客を囲い込むカフェチェーンがある。

東和フードサービスは、路面店の椿屋珈琲店やショッピングセンター内の椿屋カフェを中心に47店舗のカフェを展開する。コンセプトは「大正ロマン」。外装だけでなく内装にも高額な投資を行い、アンティーク調の机やいすを備えて落ち着いた雰囲気を醸し出す。

ステンドグラスなどを用いた内装で落ち着いた雰囲気

1996年の1号店開業時から首都圏での展開に集中し、国道16号の内側、中でも幹線道路のそばや複数の鉄道路線が乗り入れる好立地に出店してきた。出店費用がかさむ分、コーヒーの価格は高めだ。主力の椿屋オリジナルブレンドは路面店で1000円(税抜き)、ショッピングセンター内の店舗では約800円(同)だ。