(撮影:今井康一)

「買収された側」である起業家たちの目には、DMM.comという組織がどう映るのか。昨年グループ入りした20代の3人を直撃した。

──グループ入りの理由は?

大島 予算と裁量権をしっかり持たせてくれること。インフラトップは別の4社からも買収を提案されていたけれど、DMMならどこよりもサービスを伸ばせると思った。

ほかの企業だと大体「この売り上げ・利益を達成してね」と、買収後に目標を振られる。しかもその目標があまり高くなく、その分予算も小さい。一方でDMMは自分たち主体で立てた目標を基に「これくらい予算をください」と交渉できる。社内で資金調達をするような感覚がある。

おおしま・あやのぶ●大学4年時にサイバーエージェントベンチャーズに参画。新卒でリクルートジョブズ入社。2014年にインフラトップ創業、プログラミングスクールを手がける。18年11月にDMMが60%出資。推定売却金額は数億円。(撮影:今井康一)

資金面以外の支援も手厚い。松本(勇気・CTO)さんと話した際は、プロダクトの磨き込みに深く関わろうという気概がうれしかった。