しもむら・しんじ●1957年生まれ。82年京大工学部金属加工学科卒業、住友重機械工業入社。2012年住友建機取締役。16年住友建機社長。16年取締役兼常務執行役員。18年取締役兼専務執行役員。19年4月から現職。(撮影:梅谷秀司)

動く歩道やスキーリフトの減速機を無資格者が検査していたことが1月に発覚した総合重機大手・住友重機械工業。2月下旬に社長交代を発表、3月下旬に調査結果を公表した。交代発表と調査結果公表の順番はこれでよかったのだろうか。下村真司社長を直撃した。

──特別調査が終わっていない中で、社長交代を発表しました。>

例年、当社では2月下旬の取締役会で次の体制を決議している。新年度が始まる4月1日から新体制で動けるようにするためだ。

──特別調査委員会は「要求事項(法令、仕様)の軽視」「品質に関わる仕組みの不備」「現場任せでバランスを欠いた事業・組織運営」などが原因と指摘。「品質監査チーム」が現場検査員にインタビューすることや、「業法管理責任者」を設置し業法順守を徹底することを提言しています。