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コンビニ店員|レジ業務が激減

※セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート3社の店員数の合計

生活に欠かせない存在となったコンビニエンスストアの仕事はどう変化するのか。目下、自動化を後押しするのが人手不足だ。その結果、ローソンでは店舗あたりの人件費は毎年3〜4%の上昇傾向が続く。「技術が人を代替する以前に労働力が足りない。顧客に価値を還元できない業務は、AIやロボティクスなどで置き換えていきたい」(ローソンの秦野芳宏・次世代CVS統括部部長)という。

店員の業務はレジ接客のほか揚げ物などの調理、品出し、検品、清掃など多岐にわたる。その負担軽減の余地は大きい。中でも効率化できるのが業務時間の約4分の1を占めるレジ接客。すでに大手各社はスマートフォンなどによるキャッシュレス決済を拡充している。

今後、レジ業務の劇的な効率化につながりそうなのが電子タグ導入だ。2017年に経済産業省がコンビニ各社と「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」を発表。25年までにコンビニ大手ですべての取扱商品にタグを貼り付ける計画だ。実現すれば、バーコードスキャン不要で顧客がレジを通らない決済が可能となる。実現にはコスト低下やタグ付けをどこが担うか、さらなる技術進化などの課題解決が求められる。

バーコードをカゴで読み取り、自動で袋詰めするレジ。省力化に試行錯誤中(撮影:風間仁一郎)

負担が軽減した時間で売り上げ増加を目指す