千葉県北西部にある柏市は、人口42万4000人を擁する、首都圏でも屈指の中核都市である。市北部には利根川が流れ、東部では手賀沼に接している。

この街は東京に通勤する人が住むベッドタウンとして発展してきた。東京から常磐方面につながるJR常磐線が市の中心部を貫いており、上野東京ラインを使えば柏駅から東京駅へ40分弱でアクセスできる。東京駅への所要時間はさいたま市の大宮駅とほぼ同じである。

本連載第66回の「大宮区」で紹介したように、大宮駅はあらゆる商業機能が集積し、最近では「さいたまスーパーアリーナ」や「埼玉スタジアム」での文化、スポーツ関連需要を取り込んで発展している。一方の柏駅は、東京駅への所要時間こそ大宮駅と近いが、最近話題に上ることは少ない。