たけたに・ゆうや●1989年生まれ。早稲田大学創造理工学部卒業。グリーを経てグノシーに参画。2013年取締役COO、16年代表取締役COOを経て、18年8月から現職。(撮影:梅谷秀司)

個人最適化技術を武器に「スマホ以外」の場を狙う

5G(次世代通信規格)によって劇的に変わるのは、端末、サーバー間などで行き来させることのできる情報の量と質、そしてスピードだ。これにより、数年内にはスマートフォン画面に限らず、あらゆる“空間”でパーソナライズ(個人最適化)した情報配信ができるようになる。

──具体的には、何が可能に?

例えばタクシーの中。ぱっと顔認証して、設置してあるタブレットで流すコンテンツや広告をその人に最適なものに切り替える。エレベーターの中や、街頭のサイネージでもできるかもしれない。とくに人々が手持ち無沙汰になっている空間は狙い目で、新しいマネタイズの機会が生まれる。