西洋の自死 移民・アイデンティティ・イスラム(ダグラス・マレー 著 中野 剛志 解説 町田 敦夫 訳/東洋経済新報社/2800円+税/512ページ)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

【著者プロフィル】Douglas Murray/新進気鋭の英国人ジャーナリスト。英国の代表的な雑誌の1つ『スペクテーター』のアソシエートエディター。サンデー・タイムズ紙や米ウォールストリート・ジャーナル紙へも寄稿多数。欧州議会、ホワイトハウスでも講演を行った実績がある。

本書は、西洋社会の行く末を悲観的に予測してベストセラーとなった『The Strange Death of Europe』の邦訳である。

ここには、いま西洋社会が直面する「奇妙な死」について書かれている。 ここでいう「死」には、2つの意味が込められている。

1つは、欧州が大量の移民を受け入れたことにより、各地で西洋固有の文化的・歴史的な風景が失われ、いくつかの町や都市は、まるで中東やアフリカのような風景になってしまったこと。