ブランディング、ポジショニング、CRM(顧客情報管理)などのマーケティングの考え方は、実務の現場でどのように理解され、どのように活用・機能しているのだろうか。何が神話であり、何が科学なのか。現実を踏まえた実務の「着地点」はどこかを順に検証していきたい。

ブランド論は多くの人が関心を持つトピックだ。例えば筆者がマーケティングの専門誌に寄稿した記事の場合には、ブランドについて論じたものは、ウェブに転載されると、さらにニュースサイトにも取り上げられ、マーケター以外の一般読者からも反響がある。

われわれは消費者としてブランドに囲まれて生活している。「スターバックス」でコーヒーを飲み、アップルのスマートフォン「iPhone」でニュースを見る。今皆さんがお読みの『週刊東洋経済』もメディアブランドの1つだ。

なぜわれわれはブランドに魅了されるのか。その魅力の源泉は何なのか。そして、どうしたら自社のブランドを強化できるのか。