冬期の平日にもかかわらず、来場者でにぎわう大阪のUSJ。中国などからの訪日観光客も多い(撮影:今井康一)

「俺はルパン三世、こっちは次元大介。あれ~、銭形のとっつぁん先回りしてやがる。それじゃお客さん、しばらく付き合ってもらうぜ」

VR(仮想現実)ゴーグルに映し出される、人気アニメ『ルパン三世』のカーチェイス。映像に合わせて乗り物が動き、乗客はアニメの世界に引き込まれていく。大阪市の此花(このはな)西部臨海地区にあるユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で、1月18日から始まった期間限定イベント「ユニバーサル・クールジャパン」のワンシーンだ。

イベントに合わせて園内のレストランでは、ルパンの大好物のミートボールスパゲティを再現。逃走中のルパンが食事中に目の前に現れ、記念撮影できる演出もある。売店には次元の帽子など関連グッズが並び、それを身に着けて園内を歩く来場者も目についた。

日本の人気アニメやゲームなどをテーマにしたUSJの「クールジャパン」イベントは今年で5年目を迎える。今回は6月までルパンと『名探偵コナン』、5月末から8月まで『進撃の巨人』や『ゴジラ』、『エヴァンゲリオン』、『美少女戦士セーラームーン』のイベントやアトラクションを予定している。

「クールジャパン」に人気の6作品が集結(写真提供:ユー・エス・ジェイ)

USJは今、勢いのある大型テーマパークだ。米テーマエンターテインメント協会と米コンサルティング会社AECOMの調査によると、2017年度の年間入場者数は前年比3%増の1493万人。7年連続で前年を超え、10年度当時(750万人)の倍に増えた。テーマパーク単体としては、米ウォルト・ディズニー・ワールドのマジックキングダム、米ディズニーランド、そして日本の東京ディズニーランドに次ぐ世界4番目の入場者数を誇る。