有明本部(江東区)に掲げられた企業理念。書家・杭迫柏樹の揮毫

国内アパレル市場が飽和状態にある中、ユニクロの海外売上高は昨年度に国内を突破。今年度は営業利益も海外が上回る見通しだ。

その成長を牽引するのが海外売上高の8割を占めるアジア(オセアニア含む)。とくに東南アジアや中国では品質と機能性を追求した「日本発のユニクロブランド」のイメージが定着し、大幅な伸びが続く。

それに対し欧州と米国での売上高はそれぞれ約1割程度。この市場で強いのは、スペインのインディテックスが展開するZARAとスウェーデンのH&Mだ。2016年度に米国のGAPを抜き、インディテックスとH&Mに次ぐ世界3位に上り詰めたファーストリテイリングが、さらなる高みを目指すうえでカギを握るのは、欧米市場の攻略といえる。