激変の時代を生き抜く次の一手として、にわかに着目されているのが「サブスクリプションビジネス」(サブスク)だ。ここ数年、米国で過熱していたこの事業モデルは、周回遅れで日本にやってきた。サブスクとは、顧客ニーズがモノの所有から利用へと移行しつつある中、雑誌の定期購読のように毎月、一定の商品が手元に届く「体験」や「権利」を購入するビジネスモデルだ。

すでにカーシェアや自転車シェアのほか、一般消費財にまで広がりつつある。若い女性は今や高級バッグを所有しようと思わない。月額数千円でさまざまなブランドバッグを借り換え、着こなす写真をSNS(交流サイト)にアップする。狭い自宅にバッグを保管する必要もない。