平沢勝栄(ひらさわ・かつえい)/1968年東京大学法学部卒業後、警察庁入庁。警視庁防犯部長などを経て1996年、衆議院議員に。当選8回。(撮影:尾形文繁)

「経済力維持のためには必要だ」

国会で入管法に関するすべての問題が審議し尽くされたとは思わない。外国人労働者への生活支援や日本語教育の充実、悪質ブローカーの排除などについては議論が不十分だ。厚生労働省や文部科学省の役割も大きいのに国会対応はほぼ法務省が担った。

今後、全省庁を挙げて共生社会実現のための策を考えていく必要がある。

この問題はもとをたどれば少子化問題にたどり着く。人口減少が進めば今の経済力は維持できない。現在の生活水準を維持し経済を発展させたいと望むなら、外国人の協力が不可欠だ。