東京五輪・パラリンピックを控え、スポーツへの注目が高まっている。今後、2020年に向けてどのように選手を支援し、五輪で結果を残すか。ソウル五輪・水泳の金メダリストでもある鈴木大地スポーツ庁長官に聞いた。

すずき・だいち●1967年生まれ。順天堂大学卒業、医学博士。88年ソウル五輪の男子100メートル背泳ぎで金メダル獲得。2013年に順天堂大教授、日本水泳連盟会長に就任。15年10月から現職。(撮影:梅谷秀司)

──20年の五輪開催に向けて期待が高まっています。

東京都北区のナショナルトレーニングセンターでは第2センターを建設中で、19年夏頃には完成する。専門的なトレーニングを受けられる環境が、今以上に整備される。今後はどの競技を強化するかの選択と集中の時期に入る。

JOC(日本オリンピック委員会)は東京五輪での目標を金メダル30個としている。スポーツ庁としては選手の強化を通じ、実現に向けてできるかぎり支援したい。

特に若手選手のモチベーションは非常に高い。13年に東京での五輪が決まり、開催に向けた盛り上がりの中で育っているからだ。