平成は女性活躍が叫ばれた時代だったが、いまだに日本企業の管理職の女性割合は10%台(厚生労働省調べ)と国際社会での遅れが目立つ。そうした中、2018年1月に米ゼネラル・エレクトリック(GE)の日本法人、GEジャパンで初の女性社長に就任したのが浅井英里子氏だ。ソニーや日本マイクロソフトなどを渡り歩いた浅井氏は、キャリア形成をどう意識してきたのか。

あさい・えりこ●1968年生まれ。92年慶応義塾大学法学部卒業後、ソニー入社。日本マイクロソフトの政策企画本部部長代理を経て2011年GEヘルスケア・ジャパン入社。18年から現職。(撮影:今井康一)

──社長就任から1年経ちました。

GEの使命はエジソンの時代から変わらず世界中の課題解決で、今の日本ではエネルギーや医療が一番の課題。その解決に貢献するのがGEジャパンの役割だ。

──もともと経営者になろうと意識していましたか?

新卒で就職したときは正直、キャリアプランというのは意識せず、一生働きたいとも思っていなかった。目の前の仕事で結果を出すと誰かが見ていて、次から次へと機会に恵まれたのだと思う。