「安心・安全・健康のテーマパークを目指せ!」。独特の表現でビジネスを語るのが、SOMPOホールディングスのグループCEO(最高経営責任者)・社長の櫻田謙悟氏だ。2019年春には経済同友会の代表幹事にも就任する。櫻田氏は保険業界の未来をどう見るか。

さくらだ・けんご●1956年生まれ。78年旧安田火災海上保険入社。2012年からNKSJホールディングス(現SOMPOホールディングス)社長。19年4月に経済同友会代表幹事就任予定。(撮影:梅谷秀司)

──保険業界は大変革期にあるという認識ですか。

今何が起きているかというと、GAFAと呼ばれるプラットフォーマーなしには生活も事業もできなくなっている。この流れはずっと続く。もう一つは人口減。となると、人間主体のビジネスモデルを見直さざるをえない。デジタルディスラプション(デジタル技術による既存市場の破壊)によって、われわれは将来的に「保険会社」と名乗る必要はなくなるのかもしれない。「まさかの時」のためのファイナンス的な機能があればよく、それができるのは保険会社とは限らない。