しまだ・かずゆき●1955年、広島県生まれ。同志社大学卒業。ダイエー、マルエツを経て2003年にファンケル入社。経営戦略本部長などを経て、17年4月から現職。(撮影:尾形文繁)

現地の医療施設でも販売 工場新設で生産体制強化

サプリメント関連は2018年度上期の売上高が219億円(前年同期比28.9%増)と絶好調だ。要因の一つには、日本にやってくる中国人の購入が増えていることがある。彼女たちは美肌に関心が高く、美白サプリの「ホワイトフォース」が特に売れている。

ファンケルのサプリが人気なのは、すでに中国で高いブランド認知度があるからだ。われわれが扱っているのは無添加化粧品。これ以上安心な製品はない、というイメージが出来上がっている。

ただ、サプリを現地で販売するのには高いハードルがある。サプリ販売には国家市場監督管理総局(日本では厚生労働省の医薬関連部署に相当)の許可を取る必要がある。1件当たり2年以上かかり、費用も800万〜1000万円ほどとも言われる。いま中国で売られている外資のサプリは米国やオーストラリア製が主流のようだ。