KYBがダンパーの交換に2年かかるとしていることに、ゼネコンは危機感を募らせている(撮影:風間仁一郎)

油圧機器メーカーのKYBと川金コアテックの免震・制振用オイルダンパーに関して、検査データの改ざんが発覚してからはや1カ月。改ざんの有無が不明の製品も合わせると総数は1万本以上にも上り、再検査や正規品との交換は遅々として進まない。

渦中の2社は問題解決を優先するとして、新規のオイルダンパー受注を事実上停止した。ところが、これが新たな「動揺」を引き起こすこととなる。「オイルダンパーが供給されず、タワーマンション(タワマン)の着工が停滞するおそれがある」(東京カンテイの髙橋雅之主任研究員)ためだ。

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