世界中でさまざまな問題を引き起こしているウーバー。乗客の利便性が高い一方で、運転手の権利は軽視されている(ロイター/アフロ)

米シリコンバレーが人間の働き方を一変させる時代にあって、筆頭に挙げられるのが、米ライドシェア最大手ウーバー・テクノロジーズのデジタル格付けだ。

乗客は、サービスを利用すると、満足度を星一~五つで格付けするようアプリで促される。運転手のプロフィールには、直近最大500回分の格付け平均値が表示される。いわば、アルゴリズムによる「勤務評定」だ。

©️ウーバー

同社は、運転手を雇用契約に基づかない「個人請負」と見なし、自由な働き方を喧伝する。だが実際は、平均格付けが一定値を下回り続けると、運転手のアカウントは「非アクティブ化」され、アプリの一時使用停止など、実質的な停職や解雇につながることもある。

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