神奈川県在住の主婦・田中陽子さん(仮名・44)は、2016年12月に大手生保の女性営業職員から保険の勧誘を受けた。

この大手生保には、払い済み後も預けっぱなしになっていた保険があった。「それを使って新たな保険に入らないか」と営業職員は何度も田中さんに連絡してきていた。

勧められたのは、3年ごとに予定運用利率が変わる変額保険だった。入院保障などの特約が9個ついていた。

「大丈夫。うちの支部長、優しいから」

田中さんは「うつ病で通院している。条件緩和型(限定告知型)の保険以外は無理」と営業職員に伝えたという。すると営業職員は「大丈夫。うちの支部長、優しいから」と契約手続きを進めたのだという。その後まもなく電話があった。「だから大丈夫って言ったでしょ? 契約は成立したから安心して」。