イラスト:河南好美

ムダな保険に入らないためには、保険の営業トークに隠された狙いや真実を知るのが近道だ。順に見ていこう。

「2人に1人ががんになる」

ひとごととは思えないリスクの高さを伝える言葉には要注意だ。がんに限らず、要介護状態や認知症になる人が増えている事実を伝える広告も同じだ。保険での備えが向いているのは、たとえば10代の若者が認知症になるようなレアケース。だからこそ安い保険料で手厚い保障を持てるのだ。少し考えればわかることだが、短絡的な判断をする人は少なくない。「加齢や長寿化とともに高まるリスクに備えるために」と積極的に販売されている商品は、「何かがおかしいのではないか」と疑いたい。

「今の保険をより充実した内容にしませんか? 保険料はほぼ同じです」