社長就任6年目に入った丸紅の國分文也氏。丸紅を率いるうえでの問題意識と次期中期経営計画について話を聞いた。

こくぶ・ふみや●1952年生まれ。75年に慶応義塾大学経済学部卒業、丸紅入社。一貫して石油畑を歩む。中国副総代表や丸紅米国会社社長を経て2013年4月から現職。(撮影:今井康一)

──丸紅の経営を考えるうえで、何を最も重視していますか。

一言でいえば、このまま同じことをずっとやっていて10年後にうちは存続できるかという話だと思う。

いちばん大事なのは多様性だ。これまでは顧客に対するソリューションは扱っている商品基軸で考えていた。これでど真ん中のソリューションが提供できるかというとそうではない領域(ホワイトスペース)が増えている。商社の枠組みを超えないと次にはいけない。

──丸紅アカデミアで世界中の社員を集め、イノベーションを徹底議論しています。状況を教えてください。