投資先の経営に深く関与して稼ぐ力を向上させ、高い運用成績を上げているのが、みさき投資だ。社長の中神康議氏は、日本企業が本来の力を発揮しきれていないと指摘し、企業と長期投資家との対話を提唱する。

なかがみ・やすのり●1964年生まれ。アンダーセン・コンサルティングなどを経て、2005年投資助言会社を設立。13年にみさき投資を設立し、ファンドの投資先企業の収益改善を提案する。

──日本では珍しい対話型のファンドを運営しています。

単に株式を保有するのではなく、投資先の稼ぐ力を引き出すようにしている。そのために経営陣と議論し、収益力を高める具体的な提案をしている。経営がよくなり会社が変われば、株価は必ず上昇する。投資メンバーの過半は元経営コンサルタント。「働く株主」が弊社のコンセプトだ。

──投資先にはどんな提案を?