2月に開業したドンキとユニーの共同店舗(横浜市)。ピアゴ時代より売上高は拡大した

「ミラクルスキームだ」。ディスカウントストア大手のドンキホーテホールディングス(以下、ドンキ)の幹部は、興奮冷めやらぬ様子で語った。

ドンキは10月11日、東海を地盤に総合スーパー(GMS)の「アピタ」や「ピアゴ」を展開するユニーの買収を発表した。同社の親会社であるユニー・ファミリーマートホールディングス(以下、ユニー・ファミマ)から昨年11月、ユニー株の40%を取得したが、残りの60%を買い入れて完全子会社化する。

買収は8月下旬にドンキからユニー・ファミマに申し出た。ユニー株60%の取得費用は282億円。ドンキはユニーが抱える長期借入金約1800億円(2018年2月時点)も引き継ぐ。