(NOBU / PIXTA)

遺言の結果、貸し付けていた資金が回収できない──。そんな第三者の不都合を見直したのも、今回の法改正におけるポイントの1つである。「相続の効力」だ。

実際の例を見てみよう。被相続人である男性には、妻と長男の2人の相続人がいた。亡くなった男性の遺産は、4000万円の自宅のみ。だが、男性には銀行からの借金も4000万円ある。