東京ディズニーシー(以下、シー)の開業時に次ぐほどの大規模投資に踏み切ったオリエンタルランドの勝算を上西京一郎社長に聞く。

うえにし・きょういちろう●1958年生まれ。80年に中央大学文学部卒業後、入社。2003年総務部長、09年4月から現職。(撮影:尾形文繁)

──シーの拡張を決めた経緯は?

2014年ごろ、当時年間2800万人の計画だった入園者数を、10年かけて年間3000万人に増やす構想を描いた。そのときのシーの投資計画は、敷地内に1つの新エリアを作るというものだった。しかし、14年度に3100万人を超える入園者数を達成。その後も3000万人超の入園者数が続いたため、規模の大きな今回の計画に変更した。

拡張する敷地は、東京ディズニーランド(以下、ランド)にもシーにも隣接するが、今回はキャパシティの小さなシーを拡張し、ランドと同程度にして魅力を向上させるという結論になった。22年以降にはランドのエリア単位での刷新も予定している。

──新施設の選定ポイントは?