グローバル人材の育成が教育目標の1つとして大きく掲げられている中、正規の授業以外に課外活動も重視する傾向が強まっている。中でも、スポーツだけでなく数学や理科などの科目に関する大会に参加する高校生が増えてきた。特に、世界各国から集まる中高生と実力を競うことができる「オリンピック」への参加を奨励する高校も増えている。

その代表格が「数学オリンピック」で、1959年にルーマニアで開催されて以降、毎年100カ国前後から500~600人の中高生が数学問題の解答力を競い合う一大イベントとなっている。

日本は90年の北京大会以降、毎年選手を送り込んでいる。2003年には東京でも開催され、来る23年に再び日本での大会開催が決定している。

大会では、各国最大6人の参加者が2日間で計6問の問題を解く。ほぼ半数の参加者に金銀銅のメダルが授与される。うち、金メダルは成績上位12分の1の参加者に輝く。日本では90年以降17年までに、下表のような高校の出身者が金メダルを手にした。