跡継ぎベンチャー支援活動を行う山野千枝氏(写真中央)や大都の山田岳人社長(左から2番目)が支援団体を設立(撮影:風間仁一郎)

ベンチャー企業といえば、新しいアイデアや技術を基に一から起業するのが一般的だ。しかし、家業を継いだ2代目・3代目の経営者が、衰退する商店や中小企業の中に新たな発想を取り入れて企業再生する、「跡継ぎベンチャー」が出てきている。

創業81年の大都(大阪府)はその好例といえる企業だ。同社の山田岳人社長(48)は、21年前、義父に「家業を継ぐのが結婚の条件」と言われ、勤めていたリクルートを退職、婿入り先の工具問屋を継いだ。毎日トラックで配送し、利幅の薄い仕事を続ける日々。一度は廃業の危機にも直面したが、大胆な業態転換を果たし、現在は売上高10倍の企業によみがえった。

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