沖縄県の石垣島は、日本の西南にある八重山諸島の中心を占める島だ。人口は4.7万人。面積は225平方キロメートル、海岸線の長さは162キロメートルに及ぶ。那覇から直線距離で約410キロメートルあるが、台湾からは270キロメートルしかない。年間平均気温は24.3度で亜熱帯性海洋気候に属する。

2018年1月に発表された海外旅行エージェント、トリップアドバイザー発表の「世界で人気急上昇中の観光地」では、石垣島が第1位に選ばれた。

石垣島は同じ八重山諸島の小浜島、竹富島などと並び、リゾートアイランドとして観光客に人気を博してきた。ただ旧石垣空港の滑走路が1500メートルしかなく、東京や大阪から観光客を運ぶ中型飛行機が就航できなかった。そのため那覇での乗り換えが必要であり、観光客数が伸び悩んできたのだ。

この問題を一挙に解決したのが、13年3月に開港した新石垣空港、愛称「南(ぱい)ぬ島石垣空港」である。この空港は全長2000メートルの滑走路を擁し、東京や大阪からの直行便の就航が可能となった。その結果、主要観光地を訪れた観光客(観光入込客)数は開港前の12年に70.8万人だったのが、17年に137.6万人にまで急拡大。そのうち102万人が新空港から島に降り立った。