ある30代キャリアの月給は額面52万円。内訳は基本給30万円弱、残業手当10万円強、その他手当10万円強

激務で知られるキャリア官僚は“おいしい”職業なのか。各役職でのおおよその年収と、出世ルートをまとめた。

キャリア官僚になるにはまず、国家公務員総合職試験という4〜6月に複数回にわたって実施される試験に合格する必要がある。その後7月に「官庁訪問」と呼ばれる各省庁別の面接を受け、10月に内定を得るという流れだ。

晴れて採用された新人は、「係員」として入省する。大卒のキャリア官僚の初任給は23万円で、年収は350万円が目安だ。民間の商社や銀行と比べて高くはない。

「係長」には入省から3〜4年で昇進するのが通例だ。年収は500万円。20代半ばから30代前半にかけてキャリア官僚の多くは、海外大学院への留学に飛び立つ。その間の費用は国費で賄われる。財務省や経済産業省は希望すればほぼ全員が海外留学に行ける省として知られている。