(撮影:今井康一)

教育や科学技術を管轄し、霞が関では目立たない存在の文部科学省が揺れている。加計学園の獣医学部設置に関し、前川喜平前事務次官が「官邸からの圧力があった」と明らかにし、一躍注目が集まった。

辞任後も政権への批判を続ける前川氏だが、「社会的弱者へ配慮した政策を推し進めるなど、非常に立派な人だった。次官になるべくしてなった人」(若手)と、評価は高い。別の幹部も、「(新宿・歌舞伎町への)出会い系バー通いについても、本人が主張する『貧困女性の調査』という言葉を信じたい」と言い、組織を離れても信望は厚い。