(撮影:梅谷秀司)

「過労死を助長するな」──。安倍晋三政権が今国会の最重要法案と位置づけた働き方改革関連法案の審議が大詰めを迎えている。

同法案で与野党が対立したのは、一部の専門職を労働時間規制から外す「高度プロフェッショナル制度」創設について。「労働時間管理がなされず過労死につながる」といった懸念の声が上がったが、最終的には制度適用後も希望すれば離脱できるとの規定を盛り込んで議論を進めた経緯がある。

では働き方改革関連法が成立した場合、実際にどのような影響が出るのか。

同法案はもともと2016年秋に始まった「働き方改革実現会議」での議論がベースとなっている。その柱は三つある。