電気通信工事は規模縮小が避けられない(撮影:今井康一)

かつて電電公社(現NTT)に近しい企業を指す「電電ファミリー」という言葉があった。電話交換機の主要メーカー、NEC、富士通、OKIが御三家で、プラス日立製作所が主要な構成員だった。

NTT発足から33年、ITの発展で様相は変わったが、あらためてその言葉を思い出させる出来事が起きた。コムシスホールディングス(HD)、協和エクシオ、ミライト・HDの大手を含む電気通信工事10社が、4月下旬から5月上旬にかけて、相次いで経営統合すると発表したのだ。

いずれの企業も、ドコモを含むNTTグループ向けの設備建設・保守を主力とする。NTTが大株主ではないが、経営陣の多くがNTT出身者だ。