今年1月につけた高値は回復できていないものの、堅調な値動きの米国株式市場。一方で相場の牽引役であるハイテク銘柄、なかでもGAFAについては、投資家の気をもむ局面が続く。

最も顕著なのがフェイスブックだ。データ流出問題が発覚した3月に、株価は1月末の年初来高値から2割近く下落した。4月25日に発表した2018年1~3月期決算は、広告収入が前年同期比50%増、月間利用者数も前の四半期に比べて6700万人増加と好調を維持。株価も戻り基調だが、1月末高値を依然下回る。

グーグルの持ち株会社アルファベットは利益率の低下を嫌気されたのか、1~3月期決算発表後に売られ株価がやや軟調。一方、アップルとアマゾン・ドット・コムの株価は史上最高値圏と好調だが、3月から4月初めにかけてアマゾン株が値を下げたことは記憶に新しい。「アマゾンには不当に安い郵便料金が適用されている」などと非難する米トランプ大統領のツイッターの発言が原因だった。

GAFAの4社は、紛れもなく今の米国株式市場を牽引する花形だ。フェイスブックは今年に入って急ブレーキがかかったとはいえ、13年からの5年間で株価は6倍超になった。アマゾンの勢いも昨年末以降が特にすさまじい。株価の伸びでアップルやアルファベットを軽くしのぐ。