創業者の山口洋氏(写真右=2013年撮影)と現社長の荻田和宏氏(同左)(撮影:今井康一)

上場企業のガバナンスとして、あまりにお粗末と言わざるをえない。

子育て支援事業の最大手で保育園「アスク」を運営するJPホールディングス(HD)。4月13日、1社・4名の株主が荻田和宏社長の解任を求め、臨時株主総会の招集を要求した。開催されれば、2017年11月以降、実に3度目の臨時総会の開催になる。

漂流は15年に始まった。創業者の山口洋氏が突如退任。理由は「体調不良」で、荻田氏が常務から社長に昇格した。

17年から山口氏は大株主として、荻田氏を揺さぶり始める。9月には取締役の任期短縮などを求め臨時総会を要求。すると荻田氏は、「山口氏には在職中、重大なセクシャルハラスメントがあった」と暴露した。