本誌2月3日号は「日本の移民」が特集テーマだった。すでに日本が「隠れ移民大国」になっている現状とその展望を述べたものである。

たしかにどこへいっても、外国人が多くなった。わが洛中洛外では、やはり旅客が目立つものの、上京してくると、おびただしい外国人が普通に働いている。ビジネスホテルやコンビニでは、中国人従業員が中国人旅行者に応対する光景は、もはやあたりまえ。国際化・グローバル化とは、こういうことなのだと妙に実感した。

それで本誌はどうやら、日本の移民受け入れに肯定的、楽観的な論調らしい。たとえば編集後記では、明朝滅亡時の華人流入を根拠にあげ、日本社会の「同化力」に期待を寄せている。

移民後発国の日本

その当否、あるいは将来の成り行きはわからない。しかし歴史的な見地でいえば、楽観に失するようにもみえる。