金融におけるテクノロジー活用が「フィンテック」と呼ばれるように、不動産での技術革新を目指す取り組みやサービスは「不動産テック」、あるいは「ReTech(Real Estate Tech、リテック)」と呼ばれる。不動産投資でも、物件探しから収益管理まで、不動産テックのサービスがあらゆる場面で登場している。

AIで長期利回り推定

まず不動産投資で欠かせないのが、収益見通しを割り出すこと。AI(人工知能)を用いて将来の価格見通しを割り出し、収益管理に役立てるのが、リーウェイズが運営する「Gate.」だ。2010年代半ば以降、AIやビッグデータを活用した居住用中古マンションの価格推定サービスが相次いで登場したが、Gate.はその不動産投資版といえる。

「Gate.」はAIを活用して投資用物件の将来の賃料や空室率を予測。賃料下落や空室発生による利回り低下リスクを可視化

一般的な不動産情報サイトでは、物件の収益性を測る指標として、満室時の年間賃料を物件価格で割った表面利回りが掲載される。ただ表面利回りは賃料下落や空室の発生により、将来的に下がる可能性がある。その見通しは自分でシミュレーションするしかない。

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