よしかわ・ひろし●1951年、東京都生まれ。米イェール大学大学院博士課程修了。東京大学大学院教授などを経て現職。(撮影:梅谷秀司)

日本の人口は100年後(2115年)に5055万人まで減少すると予測されている。100年前の1918年の人口は5473万人。つまり100年かかって1.2億人に増え、100年かけて同程度まで戻っていく。100年かかるとはいえ、1.2億人が5000万人まで減少するのは異常なことだ。

私は人口減少楽観論者ではない。人口が減っていく中で高齢化が進み、65歳以上の人口が4割近くまで上昇する。社会保障や財政にとってそうとう大きな負荷になる。これはやはり大問題だと思っている。

人口減少は日本経済にとってマイナス。最近、このせりふが一種の決まり文句のようになっている。しかし、そう言われるようになったのはそれほど古いことではない。

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