イラスト:河南好美

高齢化が進むとともに、医療需要は増えていく。これまでのような医療サービスが維持されるとは限らない。

典型例が救急車の利用だ。東京消防庁は島嶼(しょ)部と稲城市を除く、東京全域をカバーしている。同庁救急管理課の渡邉哲也・消防指令は「2017年の救急出場件数は、救急業務を開始した1936年以来での過去最多を記録した。特に高齢者の搬送が増えている」と話す。

出場件数は右肩上がりで伸びている。軽症者の割合は50%前後で落ち着いているが、搬送者に占める65歳以上の高齢者の割合は16年に50%を突破。75歳以上に限ってみると、17年は全搬送者の37.6%を占めた。

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