「工事中」とあるが原発建設工事は7年間中断したままだ

津軽海峡に面した青森県東通(ひがしどおり)村。本州最北端のこの地に、7年前に起きた東京電力福島第一原子力発電所の事故が、暗い影を落としている。

2011年1月に着工した東電東通原発1号機の建設工事は、福島原発の事故を受け進捗率約10%で中断したまま。東通村の越善(えちぜん)靖夫村長は「村の存亡にかかわる」と危機感をあらわにする。

原子力に将来託した村の現在

18年2月20日、越善村長の姿は東京にあった。東京電力ホールディングス(HD)の小早川智明社長に会い、東電東通原発1号機建設工事の早期再開を求めるためだ。