たかしま・そういちろう●1974年生まれ。大学卒業後、KBC九州朝日放送でのアナウンサー生活を経て、2010年に36歳で福岡市長に就任。14年に再選し現在2期目。(撮影:風間仁一郎)

福岡市の経済を活性化させるため、2012年に「スタートアップ都市宣言」をし、起業を促すための施策に取り組んできた。私が特に意識したのは、起業の裾野を広げること。そこから大きく成長するスタートアップを生み出したいと考えた。そのため、福岡ではまずムーブメントを起こした。

また、創業検討期や立ち上げ期など、段階に応じた支援制度を設け、スタートアップを応援している。これらが実を結び、開業率は全国の主要都市でトップになった。起業する人が周りに出てくると、起業が特別なものではなくなり、自分も挑戦してみようという勇気が湧く。そうやって裾野が広がり、みんなの意識のステージが上がっていく。

戦略特区のメリット生かす