火力発電機器の欧米大手2社は大規模リストラに踏み出した。日本の雄・三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は勝ち残ることができるのか。安藤健司社長(三菱重工業副社長)に聞いた。

あんどう・けんじ●1952年生まれ。76年三菱重工業入社。2010年高砂製作所長。12年執行役員、16年副社長・エネルギー・環境ドメイン長。17年1月から現職。(撮影:尾形文繁)

──足元の火力発電機器市場をどう見ていますか。

石炭火力関連の受注残は2021年ごろまでたくさんあるが、それから先はなくなっていく。注文を今取らないといけない。だが、マーケットは日本や東南アジアの一部に限定されてくる。その少ない案件を多くの企業で取り合うので採算は非常に厳しい。