新宿駅西口周辺には小田急百貨店や小田急ハルクなどの商業施設が立ち並ぶ(撮影:梅谷秀司)

30年越しの複々線化工事に続く、小田急電鉄の長期プロジェクトが始動しつつある。小田急の牙城である新宿駅西口の再開発計画がそれだ。

新宿駅西口周辺には小田急の運営する商業施設がずらりと並ぶ。新宿駅の真上には旗艦百貨店である「小田急百貨店」、駅を出て右側にはビックカメラなどが入居する「小田急ハルク」、左側に曲がって小田急百貨店と京王百貨店の間にある専門店街「モザイク通り」を抜けると、ファッションビル「新宿ミロード」がある。そして、地下広場にはショッピングモール「小田急エース」が広がっている。

小田急小田原線(新宿-小田原間)が開業したのは1927年のことだ。戦後、小田急は新宿駅西口の開発に本腰を入れ、67年に小田急百貨店が入居する新宿西口駅ビル、84年に新宿ミロードが入居する新宿南口駅ビルを相次いで完成させた。