特殊部隊員になるための教育(2年)が半ばを過ぎると、いよいよ特殊戦に関する教育が始まる。そこですべての学生は、小隊長(当時)である私の掌握下に置かれる。

学生が集まった初日の朝、私は毎年同じことを言っていた。

「おい! 朝飯食ったか?」

「はい!」

「何で食べたんだ?」

「えっ? お、お腹がすいていたので、食べました」

「おまえは家畜か?」

「……」

全員が緊張した面持ちで私を見ている。

「特殊部隊員になろうとしているんだろ? だったら今日から、おまえたちがやることすべての目的は、特殊部隊員になることだ。それができないというのなら、やめておけ。どうせなれない」

依然として緊張が続くが、彼らは爛々(らんらん)と目を光らせている。