先行して施策を発表した企業・団体の、無期転換ルールへの対応は大きく三つに分かれる。(1)処遇を大きく向上させ「正社員」と位置づけるところ、(2)「無期転換」は受け入れるところ、(3)「雇い止め」を行うところ、である。

(1)のケースは優良大企業を中心に少数である。この4月から事務系有期社員を地域限定正社員に切り替えたローム。契約社員の美容部員などを正社員に順次切り替える化粧品大手。そしてカード大手のクレディセゾンである。

クレディセゾン

「正社員」に一元化し挑戦する社風を醸成

クレディセゾンクレディセゾンのコールセンター。大半は有期雇用だった(撮影:尾形文繁)

パートを含む全従業員を正社員とし、処遇も総合職と統一する──。クレジットカード大手のクレディセゾンが昨年9月、そんな新人事制度を導入した。