2月の相場急落時に投資家たちはどう動いたのか。荒波相場への立ち向かい方は──。今後の相場における銘柄選定のポイントも含めて、個人を中心とした4人の投資家に話を聞いた。

■参加メンバー
A 個人投資家(投資歴20年):比較的短期の売買が得意
B 個人投資家(投資歴18年):企業業績の分析を丹念に行う
C 個人投資家(投資歴24年):割安株を見つけ中長期で保有
D 証券会社トレーダー(投資歴8年):決算説明会に赴くなどアナリスト的視点も持つ

──2月の相場急落はどんな影響がありましたか。

A 保有していた株を2~3日かけて売却した。東証1部に昇格した井村屋グループラクオリア創薬などの株価上昇にうまく乗れて、年初から利益が出たが、その稼ぎを吐き出す格好となった。

B 内需銘柄8割、外需銘柄2割の比率で保有していたが、機械部品などの外需銘柄を売却した。1ドル=105円前後の円高水準なら、日本企業の業績はそう落ち込まないと思う。とはいえ、外需銘柄は業績を読みづらくなる。

C 2月6日に日経平均株価が1000円以上急落した。保有銘柄の決算発表はその後に予定されていたので、結果を見るまでは売らなかった。一方で株価の下落が限定的だった銘柄を買い増していった。