かきみ・ゆうじ●1952年愛知県生まれ。77年に和歌山大学経済学部卒業後、中部電力入社。執行役員新規事業部長、常務執行役員燃料部長などを経て、2015年4月から現職。(撮影:尾形文繁)

「米国産LNG輸入は追い風、トレーディングにも注力」

2018年は米国各地でLNG(液化天然ガス)の出荷基地が相次いで完成する。その結果、数年のうちに(全世界の需要の2割に相当する)6000万トン規模の米国産LNGが世界市場に入ってくることになる。これを契機に、北米、欧州、アジアの三つに分かれていた市場がグローバルに統合されていき、各市場間で価格裁定も働くようになる。

──日本にとってのメリットは何でしょうか。